上野店ゲイバーオーナーブログ

2024年3月20日のブログ

              年のせいか最近は早起きです。今は朝の5時半です。朝焼けが紫がかってて綺麗です。今回は「独立と出店」について書こうと思います。昨日、新宿店で当店で働いてたスタッフと飲みました。うちのお店を辞めたのち来月、出店するという発表を受けました。今までも数回、同じようにうちのお店をやめて出店するスタッフはいましたが、今回はお二人とも約9年ほど一緒に働いてたので今までとは少し違う感じでした。

              出店、独立を見送る気持ちは例えるなら子離れする親の気持ちに似てるかもしれません。一緒に暮らしてた子供が巣立ってく寂しさと、夢や目標に向かって独立するのを応援したい気持ちと二つが混ざってるような気がします。お話を聞いてると自分が初めて出店した時の気持ちを思い出しました。出店をする時はどんなお酒をおこうか?とか店名は何にしようか?とか色々と考えるのが楽しかった時を思い出しました。あの初心というか最初の志みたいなものを思い出させてくれました。コロナ禍も大分、落ち着いてきてますし、暖かくなるし出店の時期にはいい時期だと思います。またお二人とも人気者なので繁盛店になるかと思います。関係性は変わりますが同じ街で働く仲間になるので今後とも末長くお付き合い出来ればと思います。

              どうしても飲食店を経営してると、独立していくスタッフもいるし残るスタッフもいるけど、お客様も含めて「変わっていくこと」「変わらずにいること」が混在しています。最初、お店を経営した時は変化に一喜一憂してたときもありましたが、徐々にそれを受け入れて多少の変化があるのが世の常と受け入れるようになりました。

              実は私もコロナ禍で3年間、高齢者のグループホームでバイトをしてました。週3位、3年間ずっと勤務してたので、利用者とも仲良くなり、自分の暮らしの一部みたいなお仕事だったのですが、自分の次の目標のために辞めました。その時に辞めるということがなかなかホーム長にきりだせなかった経験があります。でも次の挑戦のために辞めることになりました。ただ近所にありますし関わり方が変わるだけでお別れとは感じてません。

              ちょっとお店の話とはずれてしまいました。お店はもうすぐ10周年を迎えます。今後は若い方に店長職などを任せて私は裏方のオーナーとしてブログを書いたりYOUTUBE撮影したり、税務や労務系の仕事をしたり、人が足りないところに代打で入るようなバックヤード的な動きをしていこうと思います。色々と考えた結果、3店舗の経営を一番上手く進めるのは、私なりにその方法がベストだと感じてるからです。でもなんだかんだと掃除しに行ったりとどこかのお店に毎週いると思います。先週までは新橋を掃除しに行ってだいぶ綺麗にしました。ぜひ見にきてください(笑)    電信柱